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海外粗飼料情勢

 
平成29年11月20日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成29年11月号
 

1.アルファルファヘイ
 カリフォルニア州インペリアルバレーでは現在8番刈および9番刈が進行中です。気温の低下に伴い、この時期に収穫されるアルファルファヘイは葉付きの良い良品が中心です。ただし、十分に天日乾燥が出来ないことと、サウジアラビアや米国内部からの引き合いが強く、日本向けに出荷されるのは限定的だと考えられます。
 オレゴン州クラマスフォールズでは、今年産の収穫は終了しました。10月から11月に収穫された4番刈は高成分のプレミアムグレードが中心でしたが、大半が米国内需向けに出荷されました。今年産は収穫時期における降雨被害により良品の発生が限定的であったため米国内需は4番刈へと集中しました。

 
2.スーダングラス
 今年産の収穫は終了しました。上位グレードの産地在庫は、ほとんどが顧客との紐付きが完了しています。直近では、イネ科品目の不足を背景として韓国の輸入筋が下位グレードの購買意欲を見せています。カリフォルニア州インペリアルバレーでは、牧草の収穫を終えて野菜や小麦の生産が行われている圃場がこの時期は多い状況です。

3.ストロー類
 ライグラス・フェスクストローの今年産の収穫は終了しています。日本や韓国からの引き合いは引き続き堅調です。その一方で、韓国では今年産の稲わらの収穫が順調であったため、需要が今後減退する可能性もあります。また12月中旬を前にして今年のクオータ(輸入枠)を使い切ってしまい、このことも同国の輸入量減少に寄与するのではないかといった見方もあります。韓国のクオータについて、昨年産の自給牧草の不作を背景として今年は150万トンにまで拡大された経過があります。一方で来年は、例年どおりの80万トン程度に落ち着くのではないかといった見方もありますが、結果は来年の韓国政府による正式発表次第です。

 
4.チモシーヘイ
 ワシントン州コロンビアベースンでは、今年産の収穫は終了しています。産地に余剰在庫はなく、順次船積みされています。
 
5.豪州産オーツヘイ
(1) 東豪州
 収穫は90%、ベーリングは20-25%完了しました。品質は軸が細めで中~上級品中心ですが、一部茶葉を含む地域もある模様です。単収は昨年対比で半分以下であり、例年並みかそれ以下の見通しです。軽い降雨と冷涼な気候のため、収穫が若干遅れた模様です。

(2) 南豪州
 収穫はほぼ完了、ベーリングは85-90%完了しました。茎が細く緑色が濃いものが収穫されており上~中級品中心です。単収は昨年対比で半分以下であり、例年並みかそれ以下の見通しです。先週、軽い降雨があり収穫が若干遅れたものの、品質への影響は少なかった模様です。

(3) 西豪州
 収穫は90-95%、ベーリングは40%完了しました。6月以降の降雨量不足によりクロップの背丈が低く単収が低い地域もある模様です。直近の降雨の影響により収穫は遅れ気味です。早刈りしたものの中で雨当たり品が一定程度発生した模様です。このため上級品は期待していたより少なく中級品中心となる見込みです。

                                                                                                                                               以上


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