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需給及び価格動向

Ⅱ.肉用和牛素牛情報

1.平成23年12月の情勢

 平成23年12月に開催された全国主要市場(黒毛和種のみ)の取引価格は、月間平均価格で雌牛380千円(前月比103%)、去勢牛453千円(前月比104%)となり、前回割高感のもたれた市場はやや下げたものの、ほとんどの市場で前回価格を上回る強含みの市況展開となりました。このことは、宮崎を中心に子牛の出回り頭数が減少している中で肉牛の出荷が最盛期を迎え、全国的に需給が逼迫したこと、一部地域においては原発関連の損害賠償金が支払われたこと、マルキン補てんが毎月支出されていること等が要因であると考えられます。


2.平成24年1月の需給および価格動向

(1)供給
 1月の上場頭数は、宮崎で口蹄疫の影響で一定期間AI受精ができなかった影響を受け変則開催となり比較しにくいですが、宮崎以外の昨年開催された市場のみでの比較では93.5%と報告されています。

(2)需要
 肉牛出荷に対応した回転導入が主体となるでしょう。
 素牛の資源不足から、中~下級クラスの子牛の需要は引き続き根強いものと予想されます。

(3)価格
 枝肉価格の低迷は抑止条件としてあるものの、素牛の需給が逼迫していることから、引続き高値での相場展開となることが予想されます。

以 上

[表-1] 平成24年1月入場予定頭数

産地・市場名 入場予定頭数 前年同期取引頭数
(A) (B)
 北海道(南北海道) 1,624 1,418
 岩手(県南) 654 706
 兵庫(淡路)   503
 島根(中央) 341 356
 岡山(総合) 300 299
 広島(三次) 280 250
 長崎(平戸口) 850 872
 大分(玖珠) 497 545
 宮崎県下 986 6,491
 鹿児島県下 4,457 5,188
合  計 9,989 16,628
 
宮崎県下市場が一定期間AI受精できなかった影響で変則開催となっているため、前年対比なし。


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